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うぐいす餅・小梅(1月20日の和菓子)

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こんにちは。月島にある和菓子カフェ「山の金時堂」です。

丁寧に手作りした和菓子を紅茶やコーヒーと共にお出ししています。

お持ち帰りのみも承っておりますので是非ご来店下さい。

また、2月9日よりお食事メニューも始める予定です♪

本日の和菓子

本日の和菓子は二品

『うぐいす餅』と『小梅』になります。

うぐいす餅

『うぐいす餅』は、求肥餅であんこを包み、うぐいすきな粉をまぶした和菓子。

中はうぐいす餡になります。

うぐいすの声を聞くようになる時期はもう少し先かもしれません。

けれど、最近あまりに寒く。春を心待ちにする気持ちでお作りしました。

和菓子は季節を先取りしていくことが多いので、街でもうぐいす餅をみかけるようになっていますね。

さて、このうぐいす餅ですが、街では小豆こし餡のものが多いです。

小豆こし餡のうぐいす餅もあっさりとして食べやすく大好きなのですが、

せっかく「うぐいす」と銘打っているのだしと、私はうぐいす餡を包みたくなります。

中も外もウグイス色のお菓子。なんとなく、一層、春の香りを感じられる気がします。

お餅のまわりにまぶしてあるきな粉は、うぐいすきな粉といいまして、青大豆を炒って粉にしたものです。

緑色は天然の美しさです。

小梅

『小梅』は、こし餡をねりきり餡で包んだ和菓子です。

鶯といえば梅。

うぐいす餅と並べたくて作った和菓子です。

ポッと咲いた梅の花は、周りの空気まで色づくような可憐さです。

外は寒いですが、山の金時堂の春の気配でほっこりと温まっていただけたら嬉しいです。