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栗桂皮・南瓜(10月6日の和菓子)

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こんにちは。月島にある和菓子カフェ「山の金時堂」です。

丁寧に手作りした和菓子を紅茶やコーヒーと共にお出ししています。

本日の和菓子

本日の和菓子は二品

『栗桂皮』と『南瓜』になります。

秋といえば「芋栗南瓜」!秋はあっという間に通り過ぎてしまいます。山の金時堂もしっかり秋を追いかけますよ。

栗桂皮

『栗桂皮』は、栗と胡桃をたくさん入れ込んだ蒸し菓子です。

秋は「芋栗南瓜」とは言いましたが、特に栗は手に入る時期が短いです。美味しい栗菓子は今の内に是非!

今日の栗はぽろたん栗という品種の甘露煮を使っています。

いわゆる和栗は、渋皮を取り除くために実の部分も削りとってしまわないといけません。皮と実の間の部分というのは、美味しさが濃縮した部分なのに・・・。

その点、ぽろたん栗は渋皮が剥がれやすいため、その美味しい部分を削らずにそのまま使うことができるのです。

渋皮のゴツゴツ模様が残るので見た目は少し武骨ですが、お味はしっかり濃厚和栗。美味しいです。

そんなとっても美味しい栗の甘露煮を胡桃と白餡と一緒に蒸しあげました。

東洋医学では「秋は白」と以前に書きましたが、東洋医学的に秋の味覚は「辛」です。「辛」といっても、トウガラシの辛さではないのです。もっと優しいスパイスを表します。

ショウガやシナモンや山椒などですね。

『栗桂皮』では、シナモン(桂皮)を使っています。

山の金時堂では、なるべく季節にあった優しいお菓子を作っています。季節に合ったものを食べていると自然と体が整うものです。山の金時堂のお菓子で、皆さんの心と体の元気をお手伝いできますように。

南瓜

『南瓜』は、カボチャ餡をお餅で包んだお菓子です。

10月はハロウィンですね。デパートなどでカワイイお菓子がたくさん並んでいるとそれだけでなんだかウキウキしてしまします。和菓子のハロウィンは練りきりをよく見かけますね。

山の金時堂のハロウィンはツヤツヤモチモチのカボチャ。お餅ですが、カボチャ餡の甘さを控えてあるので食べやすいです。

お餅が硬くならないように作ってあるので、翌日でも美味しく召し上がれます。

目下の悩みは、カボチャに顔を付けるかどうか。今度作るときは、顔を付けようかしら。どうしようかしら。

焼き菓子(イチゴのクランブル)

本日の焼き菓子

山の金時堂は、雑貨ショップの「BOOMER」さんと一緒に営業しています。「BOOMER」さんの美味しい焼き菓子も店内で召し上がれますので、こちらも是非。(和菓子、焼き菓子ともに持ち帰りもイートインもできます)

本日の焼き菓子は『イチゴのクランブル』になります。

甘酸っぱいイチゴと隠し味の黒胡椒が絶妙です。黒胡椒も秋の「辛」ですね。オススメです。